清の人民がなぜアヘンに傾倒したかわかる書
日本では法律で規制されており、一般人はアヘンを持っているだけで違法なので知らなくていい知識かもしれない。しかしアヘンからモルヒネ、抗うつ剤などの向精神薬の発見へと結びついたくだりは非常に興味深い。ミニマムだが化学構造式も併記され、理解の助けになる。 欧米では鑑賞用のケシのドライフラワーが普通に流通していて、アヘン茶の淹れかたなども紹介されているが、この知識は日本国内では無用である。 いままで読んだどの本にも解説がなく、誰も教えてくれなかった清とアヘンの共生関係が判明したことだけでも星5つの価値があった。
青弓社
アヘン王国潜入記 (集英社文庫)
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